
メンタルを安定させたくて、ジャーナリングをやってみようと思った。
書けば少し落ち着くという話を、どこかで見かけたからだ。ノートとペンならある。ハードルは低いはずだった。
でも、まだほとんど書けていない。というより、書き始める前の段階で何回もつまずいた。
今回は、その「つまずいた場所」を順番に書いてみる。ジャーナリングをやろうとして調べてはいるけど、まだ始められていない段階の人には、たぶん近い話になると思う。
「書いてるうちに別のことを考えてしまう」のはダメなんじゃないのか
最初につまずいたのはここだった。
書き始める。数行進む。そのあたりで、全然関係ないことが頭に浮かんでくる。晩ごはんのこととか、返信していないメッセージのこととか。
それで、手が止まる。
自分としては「これは集中できてない証拠だな」と思った。ジャーナリングというのは、決めたテーマについて静かに向き合うものなんだろうと勝手に想像していたので、途中で脱線する自分は向いていないんじゃないかと感じた。
調べてみたら、どうもそうでもないらしかった。書いている途中で別のことが浮かぶのは、頭の中に溜まっていたものが出てきているだけで、脳の反応としては普通のことらしい。
これは正直、意外だった。
脱線した思考を隅にメモして頭から追い出す、という方法もあるらしい。あるいは、脱線した内容そのものを書いてしまってもいいという話もあった。ジャーナリングは決めたテーマを正しく書く場所ではなくて、頭の中を空にする場所だから、という理屈だそうだ。
まだ試していない。試していないけど、「脱線してもいい」と分かったこと自体で、机に向かうときの気持ちは少し軽くなった気がする。
そもそもジャーナリングに形式があることを、自分は知らなかった
そして次のつまずき。というか、これは驚きだった。
ジャーナリングに、いくつか形式があること自体を知らなかった。
自分の中では「ノートに思ったことを書く」以上のイメージがなかった。でも調べると、ネガティブな感情をひたすら書き殴るもの、頭の中のやるべきことを箇条書きで出し切るもの、感謝したことを3つ書くもの、と目的ごとに別の手法がいくつもあった。
つまずきというより、前提が抜けていた感じだ。何を書くかの前に「どの形式でやるか」という分岐があると知らないまま、白紙に向かっていた。
気になったのはモーニングページ
いくつか見た中で、気になったのはモーニングページだった。
朝起きてすぐ、浮かんだ言葉をそのまま書き続ける。「眠い」「書くことがない」でもいいらしい。脳が完全に起きる前だから本音が出やすい、という説明が、なんとなく自分に合いそうに思えた。
ただ、ノート3ページと書いてあって、そこで固まった。
でも、自分が何を考えてるのか自分で分からない
ここが今いちばん引っかかっているところだ。
モーニングページは、浮かんだことをそのまま書く。それが全部らしい。
でも自分は、何を考えているのか自分で分からないことが多い。感情を書けと言われても、その感情が見つからない。何もない、という感じでもなくて、何かあるんだろうけど言葉になっていない状態、が近い。
この状態で白紙に向かったら、たぶん1行も書けずに「書けなかった」という事実だけが残る。それはメンタルを安定させたくて始めることの逆な気がする。
自分の内面を客観的に見る力は練習で鍛えられるものだ、という話も見た。だとしても、今の自分にはその筋力がない、という感覚は変わらない。
それで今、どこから始めようとしているか
調べているうちに、いきなりモーニングページをやるんじゃなくて、手前から入る方法があると分かった。
思考ではなく身体の感覚を書く、というやり方だ。「眠い」「肩が重い」「部屋が寒い」みたいなものを、単語で書く。考えていることを探すんじゃなくて、今感じている事実だけを出す。
それから、あらかじめ質問を用意しておいて、一言で答える形。今日の一番の不安は何か、今の気分は10点満点で何点か、みたいなものだ。自由に書いていいと言われると固まるので、質問があるほうが自分には向いていそうだと思った。
そして、ノート3ページというルールは一旦捨てて、1行だけ書く。3ページ書くことより、朝ノートを開くこと自体を先に作る、という考え方だった。
これなら、できるかもしれない。
まとめ
ここまで書いてきたけど、自分はまだ1行も書いていない。
メンタルを安定させようと思ってジャーナリングを調べ始めて、脱線してもいいと知り、形式が複数あることを知り、モーニングページに興味を持ち、そして自分が何を考えているか分からないところで止まっている。進んでいるのか、調べているだけなのか、正直よく分からない。
ただ、最初に想像していた「白紙に静かに向き合う」というイメージのままだったら、たぶん一度やって終わっていた。それがなくなったぶんは、前に進んだと思っている。
明日、「眠い」の一行から書いてみるつもりだ。それが続くかどうかは、まだ何も言えない。